Flight Simulator

Exhibited:2010-2011 横浜(常設)
Summary:次世代航空機のまだフライトを行っていないコクピットを再現するリアルタイムシミュレーションプロジェクトを行いました。

次世代航空機のコクピットを子供達でも十分体験できる内容でありつつ、本物のもつ感覚をいかに再現するかがポイントのプロジェクトです。
実機は非常に多種多様な計器類や操縦する為のデバイスを完備していますが、内容を割愛しずぎず、自分が操縦している感覚を生み出せるシミュレーターを目指しました。

コンセプトクエスト/アイデアスケッチ:
今回のプロジェクトでは、航空機のシーナーリー部分をリアルタイム多画面連動システムとなる為、ゲームエンジンの「Unity」を用いて美しい飛行を再現しました。
また、次世代航空機のコクピットを再現であるが、1/1でそのまま再現すれば良いのではなく、子供達も操縦する為、シートの位置、操縦桿の位置、モニターの位置を通常の高さから変更する必要があり、図面で検証を行いつつ、1/1の検証用モックアップコクピットを製作し、子供達でも十分操縦できる位置の検証を行いました。

デザイン:
目の前に広がる4つの大型モニター、コクピット前面のグラスコクピットを再現した4つの小型モニター、頭上を埋め尽くす計器類のオーバーヘッドコンソール、スロットル、操縦桿と多岐に渡るコクピット内の様々な内容を1からデザインを行い、そして、それらのデバイスと連動するシーナリー(風景)のデザインを本物の計器類の内容をモデファイしつつデザインしました。

ユーザーインタフェース:
今回のシミュレーションでは、航空機のエンジン始動からスタートし、タキシング、離陸、飛行、着陸までを行うシミュレーションとなっている為、エンジン始動スイッチ、スロットル、操縦桿、ランディングギアボタン、その他、各種ボタン類が画面内のシミュレーションと全て連動同期を行うシステムとなっており、子供達でも手を伸ばせば十分操作できるユーザーインターフェースを目指しました。

システム:
このプロジェクトのシーナーリー部分全体のシステムは「Unity」を使用し、多画面連動システム(大型モニター4画面シームレス表示)で製作を行いました。「Unity」上で航空機の飛行のシミュレーションを何度も行い、次世代旅客機の飛行の再現を行っています。また、操縦桿からの情報及び各種スイッチ類からの情報もコントローラーで一旦受けたものを「Unity」上で管理して制御しています。次にグラスコクピットの計器類の表示はmacベースで行っており、「Unity」とmacが通信を行う事によりシミュレーションを実現しております。

メカ制御:
操縦桿のエルロン(補助翼)エレベータ(昇降舵)の動きをセンシングする為、ポテンションメーターで値をとり、コントローラーに動きの情報を送りつつ、スロットル、各種デバイス類はフルスクラッチでゼロベースで製作したカスタム品となっています。

プロトタイピング:
今回のプロジェクトでは、次世代航空機のコクピットを再現であるが、1/1でそのまま再現すれば良いのではなく、子供達も操縦する為、シートの位置、操縦桿の位置、モニターの位置を通常の高さから変更する必要があり、図面で検証を行いつつ、段ボールを使用して1/1の検証用モックアップコクピットを製作し、子供達でも十分操縦できる位置の検証を行いました。

コクピット製作:
本番のコクピット製作では、プロトタイピングで検証を行った数値を元に本番の製作を行い、コクピット前面となる、グラスコクピット、グレアシールド、オーバーヘッドパネル、スロットル、ランディングギアが格納されるセンターコンソール、操縦桿の製作を行いました、シートはリアリティを出す為、アリゾナから737の実機のシートをカスタマイズして使用しています。