妄想礼賛

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中学2年生の時に買ったガスガン。(マルシン製  S&W M36)

 

当時あぶない刑事が大流行りで中2の僕らは大いに影響を受けて、みんな制服のブレザーの内ポケットに鉄砲を隠して登校していました。このサイズと機構的な制約で性能は最悪で、撃つよりも弾を手で投げた方が飛距離が出るようなとても残念な銃でしたが、性能への不満より隠し持っているという事実に興奮できたのです。同級生達がもっと性能がよく撃っても楽しい機種を所有する中、所詮出てもプラスチック製のBB弾でしかないそのスペックには興味が持てず妄想に耽る為の小道具としての機能をひたすら重視したのです。性能よりも質感や存在感の方がはるかに重要で、そのもの自体が自分の気持や精神に与える影響が最大の関心ごとであり、最も大切にしたポイントでした。その意味では自分の中で銃という存在はは間違いなくハードではなくソフトだったのです。

その後成長するに従いより自分のツボを刺激してくれる物を求めて彷徨い更なる深みへとはまっていくのでした。

大人になってから購入したS&W M36。グリップがリッチになっているところが唯一の成長ポイントでしょうか。

まあ、中2の時からほとんどやってることが変わっていない自分を褒めてあげたいです。

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